映画『パーフェクトデイズ』で主演を務める役所広司さんが、カンヌ映画祭で男優賞に輝き話題になっています。
日本人のカンヌ映画祭の男優賞受賞と言えば、2004年の是枝裕和監督作『誰も知らない』の柳楽優弥さん以来の19年ぶり2人目となります。
そこで今回は気になるパーフェクトデイズの公開日や、原作、あらすじ(一部ネタバレを含む)をお届けします!
パーフェクトデイズの公開日は?
映画『パーフェクトデイズ』の公開日は現在未定です。公開日が分かり次第掲載します。
『パーフェクトデイズ』の監督はドイツ人のヴィム・ヴェンダース監督が東京で撮影した映画です。
ヴィム・ヴェンダース監督と言えば、映画『パリ、テキサス』でカンヌ最高賞のパルムドールを受賞したドイツの巨匠です。
監督がドイツ人ということで、日本での公開があるのか気になっている人も多いようです。
役所広司さんカンヌ男優賞おめでとうございます!!
— 🦀ねこ🏍⚔️🚢 (@oryo_sohot) May 28, 2023
日本を代表する役所さんが、世界で評価されるのはやはり嬉しい。
役所さんの出演作品とあらば観たいと思ってしまう。
パーフェクトデイズ、日本でも公開されるといいなあ。
パーフェクトデイズ
— すらん。 (@slanwo3ga371de) May 27, 2023
日本公開は是非してくださいよ!
カンヌ映画祭 役所広司さんに男優賞https://t.co/IFmFZa35Jh
— 毎日新聞 (@mainichi) May 27, 2023
ドイツのビム・ベンダース監督が日本で撮影した日本映画「パーフェクトデイズ」に出演した役所広司さんが、男優賞を受賞しました。
パーフェクトデイズの原作は?
パーフェクトデイズの原作はなく、ヴィム・ヴェンダース監督自ら脚本を手がけました。
また、共同脚本ということで高崎卓馬氏さん(53)が脚本家として名を連ねています。
高崎卓馬さんは『パーフェクトデイズ』のプロデュースにも名を連ねており、電通のグロースオフィサーでJR東日本「行くぜ、東北」などを手がけた有名なクリエイティブディレクターです。
一方で小説家として映画やドラマの脚本も手がけてきました。
映画の脚本は2009年の岡田将生さん主演映画「ホノカアボーイ」以来の2作目です。
監督 :ビム・ベンダース
出演 :役所広司、柄本時生、中野有紗、アオイヤマダ、麻生祐未、石川さゆり、
田中泯、三浦友和
製作総指揮 :役所広司
プロデューサー :ビム・ベンダース、高崎卓馬、國枝礼子、矢花宏太、
ケイコ・オリビア・トミナガ、大桑仁、小林祐介
脚本 :高崎卓馬、ビム・ベンダース
撮影 :フランツ・ラシティグ
美術 :桑野十和子
録音 :マティアス・レンベルト
編集 :トニ・フロシュハマー
衣装 :伊賀大介
ヘアメーク :勇見勝彦
原題:PERFECT DAYS
2023年 /日本 /124分
パーフェクトデイズ – ひとシネマ (mainichi.jp)
また映画「パーフェクトデイズ」はなんと『ユニクロ』の柳井正代社長の次男柳井康治さん(46)がプロデューサーを務めています。
柳井康治さんが個人プロジェクトとして2021年に立ち上げた有限会社MASTER MINDが企画発案、出資、製作、プロデュースを手がけました。
柳井康治さんにとっても映画の初プロデュースとなった作品で、カンヌ映画祭男優賞を獲得したことになります。
パーフェクトデイズのあらすじネタバレ!
パーフェクトデイズのあらすじは以下の通りです。(一部ネタバレを含みます)
【パーフェクトデイズ あらすじ】
トイレ清掃員の平山(役所広司)はアパートで1人暮らし。規則正しく日々を送っている。単調な日々でも、さまざまな人たちと関わっている。好きな女の子を口説くのに懸命な同僚のタカシ(柄本時生)、家出して訪ねてきためいのニコ(中野有紗)、行きつけの小料理屋のママ(石川さゆり)とその元夫(三浦友和)……。ささやかな日常の幸せを淡々と描いた。
パーフェクトデイズ – ひとシネマ (mainichi.jp)
平山という人物の数日間の記録のようである。きちんと片付いた古いアパートに1人暮らし。たくさんの本とロックのカセットテープ、鉢植えの木以外には物がない。早朝に起きて車で渋谷に向かい、いくつものトイレを丹念に、隅々まで磨き上げる。夕方に仕事を終えると居酒屋で1人食事をし、銭湯に行って本を読み、寝る。1日の出来事を夢に見る。休みの日には古本屋に寄り、行きつけの飲み屋でおかみと会話する。
渋谷の公共トイレからカンヌ国際映画祭へ 「パーフェクトデイズ」成り立ちの舞台裏 – ひとシネマ (mainichi.jp)
ヴィム・ヴェンダース監督は世界的に活躍する16人の建築家やクリエイターが個性を発揮し、渋谷区内の17カ所の公共トイレを新たなデザインで改修するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」のトイレを舞台に新作を製作しました。
公衆トイレを舞台に、トイレ清掃員の日常を描いた『パーフェクトデイズ』。
プロジェクト「THE TOKYO TOILET」自体も興味がわきますね。
【Creaters】
安藤忠雄 伊東豊雄 後智仁 片山正通 隈研吾 小林純子 坂倉竹之助 佐藤可士和
佐藤カズー 田村奈穂 NIGO® 坂茂 藤本壮介 マーク・ニューソン
マイルス・ペニントン 槇文彦 (五十音順)
クリエーターには安藤忠雄さん、隈研吾さんなど建築界の巨匠や、デザイナーの佐藤可士和さんらが名を連ねており、おしゃれで斬新なトイレばかりです。
パーフェクトデイズまとめ
●パーフェクトデイズの原作はなく、ヴィム・ヴェンダース監督自ら脚本を手がけました。共同脚本ということで高崎卓馬氏さんも脚本を手掛けています。
●パーフェクトデイズのあらすじは、アパートで一人暮らしのトイレ清掃員の平山(役所広司)の単調な中でもさまざまな人たちと関わっている日常を描いた映画です。
●映画『パーフェクトデイズ』の公開日は現在未定です。公開日が分かり次第掲載します。
以上、今回は映画『パーフェクトデイズ』についてまとめました。日本での公開がとても楽しみですね!