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大臣レクとは何の略でどういう意味?何が問題なのかわかりやすく解説!

政治

最近テレビニュースやネットニュースで2015年当時総務大臣だったの高市早苗さん(現:経済安全保障担当大臣)の『大臣レク』問題についての答弁についての報道が続いていますね。

世間からは『大臣レク』とは何の略でどういう意味?という疑問の声が多くあがっています。

そこで今回は『大臣レク』とは何の略でどういう意味なのか、そして何が問題なのかをわかりやすく解説していきたいと思います。

大臣レクとは何の略でどういう意味?

『大臣レク』とは『大臣レクチャー』の略です。

レクチャーとは『講義・講和・説明』などの意味がありますが、この場合は『説明』の意味合いが強いです。

『大臣レク』とは大臣に物事について、詳しく説明することを言います。

今回の場合『大臣レク』は、放送法の政治公平性を巡る法解釈について当局担当者から当時総務大臣だった高市早苗さんへ行ったとされる説明を言っています。

(※本当に説明を行ったか。高市早苗さんが本当に大臣レクを受けたかどうかについては現状定かではありません。)

『大臣レク』の『レク』だけを聞いて、連想してしまうのが『レクリエーション』ですね。

『大臣レクリエーション』・・・って想像したら楽しそう。

『大臣たちが親睦のためにレクリエーションしたのかな、もしや公費使ってそんなことしてたら叩かれるよな。』とか。そういった話ではありませんのでご注意ください。

大臣レクの何が問題なのかわかりやすく解説

放送法の政治公平性を巡る法解釈について当局担当者から当時総務大臣だった高市早苗さんへ行った(かもしれない)とされる説明、

即ち『大臣レク』が実際行われたのか、行われていなかったのかをめぐる問題について。

高市早苗さんは、『大臣レク』を受けていないと主張しています。

では、『大臣レク』が行われていたら何が問題なのか?わかりやすく説明します。

放送法には、放送局がある政党の意見に偏った形で番組を放送してはいけない、公平性を持って番組を放送しなければならないという法律があります。

その放送法の解釈について、過去の認識としては『長いスパン番組を放送する中で、ある政党の意見に偏ってはいけないという解釈』でした。

それを2015年に『1つの番組の中であっても、ある政党の意見に偏ってはいけない』という解釈へ変更することを少人数で決めてしまったというところに問題があります。

本来ならば法の解釈の変更については国会なりで議題にあげなければいけないところを、その当時の安倍政権下の一部の人間のみでその解釈の方向性を変えてしまったことが問題にあたります。

また、その少人数の話し合いで、当時の高市早苗総務大臣が『大臣レク』を受けてその法解釈の変更の話し合いに参加していたのではないかということを指摘されています

放送法の根本である番組の編集の自由を政治で奪ってしまうことが問題視されているのです。

現在高市早苗さんは放送法の政治公平性を巡る法解釈について『大臣レク』を受けてないと主張していますが、高市早苗さんが『大臣レク』を受けたと読み取れる文書が残っており、その行政文書について総務省が認め『大臣レク』があった可能性が高いと発表したため、高市早苗さんの主張と食い違いが明らかになありました。

今後この問題の展開が気になりますね!

『大臣レク』まとめ

●大臣レクの意味は『大臣レクチャー』の略。今回報道されている『大臣レク』は、放送法の政治公平性を巡る法解釈について当局担当者から当時総務大臣だった高市早苗さんへ行ったとされる説明のことを指します

●今回『大臣レク』があったとしたら何が問題なのかについては、放送法の政治公平性を巡る法解釈について、2015年安倍政権下の一部の人間で変更を決めてしまったということです。その話し合いの中で当時総務大臣だった、高市早苗さんが『大臣レク』を受けていたとすると、放送法の根本である番組の編集の自由を政治で奪ってしまう事案に総務大臣が加担したということになるということが問題です。

現在高市早苗さんと総務省の食い違いがあり、この問題の展開にますます注目が集まりそうです!

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